いじめ対策法って、大丈夫?

木曜日は唐木田駅。生憎の雨の朝だ。道行く方々もどこか急ぎ足。農家の方々には恵みの雨だが、やっぱり通勤通学者には少々うっとうしいもの。でも、今朝もそんな雨に負けずに元気いっぱい駅頭スタート。金融、株価、アベノミクスに都議会選挙。世の中は何かと目まぐるしいが、実はここへきて「いじめ防止対策推進法」が動き始めようとしている。新たにできるこの法律は、現行の子どもに対する「安全配慮義務条例」では守ることの出来ない「心身への被害による長期欠席」に対し、被害者目線に立って重大事態と位置付けるものである。そのうえで、学校や警察に情報提供と調査を義務付けたる法律である。同法律の一つのポイントは「インターネットによる被害」を明確に定義づけたことだ。インターネット(ラインやツウィター)による誹謗中傷は思った以上に身近にあり、それによって苦しんでいる子供やその家族も多い。インターネット上で何気なく放った友人のひと言が炎上して、いじめや不登校になっているケースは、実は私の身近にも存在しているのだ。まずはこういった場合、関係各所(本人・保護者・学校・教育委員会・議会・首長、そして場合によっては警察)と幅広く情報を共有しあい適切かつ迅速に対応を取ることが出来るようにすることが大事だ。昔、金八先生というドラマの名シーンの一つに、学校に警察が踏み込んで不良の生徒達が連行されるシーンがあったのをご記憶の方も多いだろう。事態は深刻の度合いを増してきている。あんなドラマのようなシーンを本当に見たくはない。この法律でどこまで踏み込めるのだろうか。まずは,何と言っても「親の自覚」が必要だ。そして、現場の先生方にも頑張ってもらいたい。そんな今朝は2308回目。

“いじめ対策法って、大丈夫?” への1件のコメント

  1. 近藤 昇 より:

    昔はいじめは無かった。餓鬼大将が居て自然に強い

    餓鬼大将が淘汰されました。今はIT時代複雑になった。

    特に学校の暴力は説得力不足。人間の心の問題です。

    ユング心理学では「ラポール現象」と説明してます。

    根底の心理学問題です。愈々都議会選挙公示小磯先生

    頑張って下さい。

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