お勤めご苦労様でした

週初めの月曜日は聖蹟交番横。昨日の温かさが嘘のように今朝は真冬に逆戻り。コートをハーフのモノに替えなくて良かったと思いながら駅へ向かって車を飛ばす。いつものように6時35分駅頭スタート。はやり今朝の冒頭は先の震災で亡くなった方や今だに行方のわからない方々への祈りからだ。遅々として進まない復興に政治の無責任さを感ざるを得ない。被害にあった遺族や現地の自治体と政府の話し合いはどこまで進んでいるのだろう。あの国民がまず全員そうしたであろう「義捐金」は何処へ行って何に使われているのだろう。形が見えてこない。アベノミクスも結構だが、東北の現状を風化させてはいけない。ところで、喋りはじめてしばらくすると、見慣れた顔が近づいてきた。神輿の関係でお世話になっている大先輩だ。聞くと58年間ダンプを運転してきたが、寄る年並みには勝てず、今日でダンプカーを売る決心をしたとのこと。わざわざ駅頭にいる私のところにダンプカーを止めて挨拶に来てくださったのだ。なんとも粋で気持ちの良い豪快なおやじ。強面で喧嘩っ早いが、皆に親しまれた愛すべき親父・・・、私に向かって「俺も年だからよーダンプを降りる決心をしたんだよ。でも神輿は続けるからよ!」といったその眼の奥は何となく潤んでいるようにも見えた。オヤジさんご苦労様でした。これからもよろしくご指導ください。そんな温かくもあり、もの悲しくもある複雑な今朝は、こういう方々の支えがあっての自分と改めて感じた2246回目。

“お勤めご苦労様でした” への1件のコメント

  1. 近藤 昇 より:

    311東日本大震災の日、昔からこのような災害は日本列島にあいましたが

    昔は人口が少なかったり原発もありませんでした。

    科学の進歩が災いを齎してますね。感謝の気持ちを忘れないようにしあしょ

    う。

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