ピンチをチャンスに

水曜日は聖蹟東口。すっかり涼しくなった早朝の空気を楽しむように大きく息を吸い込んで、いつものように6時半駅頭スタート。最近「お・も・て・な・し」やたら流行っている。日本人の特徴を表した適確な言葉の一つだろう。暮れの流行語大賞にも選ばれるかもしれない。日本人はまじめで勤勉、いつもにこにこしていて優しくて、順番の割り込みなんか考えもしない民族、タクシーのドアも自動だし、自動販売機でジュースを買うとお礼の声まで流れてくる。特に戦後は平和を尊び、少し平和ボケと言われるぐらい温厚な民族になっている。そんな日本人が集団的自衛権の行使をどこまで広げていくのだろう。国際社会のなかで避けては通れない状況になった時、日本はどう対処するべきなのだろうか。国際スタンダードから大きく逸脱することは許されないだろう。議論はこれからだ。一方、今開催している決算審査でも、今までにあまり表に出なかった議論が表出されてきている。例えば、児童館の数が他市と比較して多いので減少させろとか、生活保護費の費用が爆発的に増えているので、その中身を厳しく精査せよとか・・・。特に生活保護費に関しては、我々自民党議員は常々その内容精査について以前から主張していたが、今回はいわゆる革新系議員からも厳しい指摘があることに少々びっくりしている。時代は変わった。それだけ財政の厳しさが深刻になっていることなのだろう。総論賛成・各論反対は避けては通れないが勇気をもって優先順位を付けていく。その決断が必要だ。必ず良い時代が来ると信じて。そんな今朝は2369回目。

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