合意形成って難しい

火曜日は多摩センター。今日であの東日本大震災からちょうど3年。千年に一度と言われた大地震と恐ろしい津波。忘れもしない光景だ。思ったほど復興が進まない状況に、政治って・合意形成って本当に難しいことだと痛感している。誰もがつくってほしいと熱望した震災直後の防潮堤建設も、時間が経つれ防潮堤によって漁業活動に影響があるといった意見や、海水浴などの観光事業ができなくなるといった意見、また景観が全く変わって寂しいなどの訴えが出てきているようだ。また、地元でも海岸沿いにお住いの方と、陸寄りにお住まいの方とでは防災における考え方が異なっているなど、統一されていない。それに加えて国の方は机上で考えた復興計画と住民間の要望との開きを埋められず、今日まで遅れに遅れているのが実態のようだ。今日から予算委員会。復興のような大きなテーマはないものの、市民の意見を代弁して幅広く、深みのある議論展開ができるように、議会・行政で合意形成していく5日間にしなければならない。新たな街づくりに向けて大きな転換期の予算にになることは違いない。予算委員長としてやや緊張の朝は2471回目。

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