規制緩和の重要性

水曜日は聖蹟東口。あいにくの雨だ。しかも強い雨で気温も低い。もう11年も駅に立っているので、それなりの防寒対策はしてきているが強い雨はどうしても苦手だ。案の定、駅頭活動をスタートしてまもなく既にズボンのすそはビショビショ状態。でも、好きでやってるこの仕事。元気を出してスタートした。TPPの交渉が大詰めを迎えつつあるようだ。既に日本とオーストラリア間のEPAは大筋合意し、日本国内の農畜産業への影響を最小限に抑えて終えたようだ。しかし、これらのニュースを聞くたびに、果たして日本の農畜産業の現状を維持・存続させることだけが大事なのだろうか・・・と考えさせられるのも事実だ。特に農業は日本にとって太古の昔からある人々の暮らしの基本とも言えるし、産業というどこか機会的な言葉を超えた神事にも近いものでもある。しかし・・・しかしだ。このままで良いとは言えないはずだ。仮にTPP交渉が無いにしても、今のままの農政では将来ますますじり貧になることは誰が見ても明らである。その指導的役割を担ってきた農協(JA)。これまで農業を守ってきた日本の政治は、農協という巨大な組織を生み出してきた。しかし、その政治にも圧倒的な力を持つ組織も、今ではかえって自己改革を容易に進めさせないネックになっているのではないだろうか?  企業の参入も容易に認めない。でも農業従事者の平均年齢はすでに66歳にまで達している。岩盤規制と言われるこの組織の規制緩和を進めることは、日本の成長戦略に必ず好影響となって跳ね返ってくるだろう。そんな今朝は、靴がビチョビチョで気持ち悪い2509回目。

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