可能性

週明け月曜日は聖蹟交番横。朝から30度近い気温のようだが、風が吹いている分今朝は過ごしやすい。そんなわけで、今日も元気いっぱい駅頭スタートだ。なんでも、アベノミクスの効果で全国で不交付団体が増えているようだ。不交付団体とは、国からの地方交付金をもらわないで運営をしている、いわゆる財政的に余裕のある地方公共団体のこと。現在、全国1700ある団体のうち、この不交付団体はたったの55団体のみ。今回増えたと言ってもたったの6団体。そもそも非常に数は少ないのだ。実は我が多摩市はこの中にはいっている。いっぽう、多くの不交付団体はほとんどが企業城下町であることが共通事項だ。しかし、我が多摩市はちょっと事情が違う。多摩市は企業城下町どころか、むしろ企業は少ない。なのに、なぜ国からの交付金をもらわないでやっていられるのかと言えば、それは借金が少ないからだ。高度成長時の多摩市の街づくりは、そのままニュータウンの建設事業だった。ご案内のようにニュータウン建設は国策であって、街として借金を背負うことが極端に少なかったからだ。企業城下町でない我が多摩市は、古くなった公共施設・インフラのリニューアル問題とそこにかかる財政問題が重くのしかかる。でも、暗く考えることはないはずだ。このまちを愛し、このまちの未来を真剣に考えれば、突破口は必ずあるはずだからだ。多摩市の可能性を信じたい。そんな未来づくりに真剣な今朝は、学生さんがいなくなって駅前が少し寂しげな2551回。

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