バランス

木曜日は唐木田駅。昨日に続いて寒い朝だ。待機児童の問題は深刻だ。2万5千名の署名をもって国会に乗り込んだ若いママたち。国も各自治体も努力をしていないわけではないが、供給が需要を呼び込むという実態もある。ひと昔前と明らかに違っているのは「子育てイコール保育園で」という事だ。その傾向は年々強くなるような気がする。進む各家族化。当たり前の共稼ぎ社会。そして、一億総活躍社会づくり。毎年生産年齢人口が数十万人ずつ減少するこのニッポン。この構造的な改革を是正するには、出生率の向上しかないのは承知の事実。子育て支援が出生率の向上につながるのならば、何を捨ててでもその政策に集中すべきであろう。しかし、そう簡単にいかないのも政治の世界。決して蔑ろにしている訳ではないのだ。あちらを立てればこちらが立たず。すべてのバランスをとりながら、未来の子供たちに力を傾けたい。そんな今朝は2920回目。

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