新たに、(仮称)「古紙など・資源ごみ持ち去り防止対策条例」を作ります。

月曜日は聖蹟交番横。今朝の演説内容は「資源ごみ持ち去り問題」と、その対策のための新たな「条例の強化・設置」について。東京や大阪・名古屋などの大都市圏では、資源ごみの「不法な持ち去り事件」が頻発しています。今やすっかり文化となっているリサイクル事業。東京都に属する区市町村は、単独あるいは共同で資源ごみの処理場を持ち、いわゆる「リサイクル協会」を設置してその運営を任せています。つまり集められた資源ごみは、民間団体であるリサイクル協会に委託され、市民のリサイクル文化を支えています。ところが最近この資源ごみを、契約をしていない、そして場合によっては何の資格もない・免許もない不当な業者が明け方にやってきて持ち去ってしまうのです。持ち去られた資源ごみは悪質な問屋によって受け入れられ、中国などに売られるのです。これは立派は犯罪であり、警察も積極的に乗り出し始めています。先週は市内で不当な業者が現行犯で見つかりましたが、背後には反社会的な組織が存在している場合もあるとのことです。東京全体で不当な持ち去り率は3割、被害総額は15億円にも上ります。しかし、罰金や罰則を盛り込んだ条例がないことや、国の対応がまるで遅いため、きちんと取り締まれないでいるのが実態です。今、業界団体の方々、役所の所管の管理者、そして警察の担当者と協議中であり、東京都はもちろん国への働きかけも積極的に行いながら、クリーンで清潔な街づくりを実現してまいります。今朝で2077回。

“新たに、(仮称)「古紙など・資源ごみ持ち去り防止対策条例」を作ります。” への1件のコメント

  1. 近藤 昇 より:

    2077回 資源ごみの不法持ち去り事件は心外です。

    不通は新聞社が前日回収予告、一束毎にトイレットペパー配布

    が常識です。中国は紙不足密輸出を取り締まっても駄目なのですね。

    石川五右衛門=砂の真砂は尽きるとも世に盗人の後は絶つまじ。

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