心技立国

月曜日は聖蹟交番横。今朝は朝から蒸し暑い。熱い日本の夏と言えば、忘れてはならないのが68年前の終戦。現在、ジブリ映画「風立ちぬ」が公開中で、製作者の「堀越二郎氏」はもちろん、彼の最高傑作である「ゼロ戦」が話題になっているのはご存知の方も多いだろう。今、日本に実際に飛ぶことができる「原型」はたったの一台だそうだ。このゼロ戦は太平洋戦争下、資源と工業力が不足する中、極限を追求した設計で当時の連合軍を圧倒したのは言うまでもない。この世界最先端の技術とそれを作り上げた不屈の精神こそが日本の「モノづくり」の基礎を築きあげたのだ。しかし、良く考えれば彼らの年齢は、当時皆20代から30代の若者。彼らは、戦中から戦後にかけて、焼け野原の日本が再出発する際、国家再建を支えた立役者そのものだと思う。その後、高度成長を成し遂げたが、マネーゲームという虚業にも見舞われ現在はGDPが中国に抜かれて世界第2位に。やっとデフレを抜け出し、現在は「アベノミクス」で光明が見え始めてきている。モノづくり大国から技術大国へ。そして次なる目標は、日本ならではの「サービス精神」を生かした「心技立国」とも言われている。世界中の人々が、再び日本の「素晴らしさ」を認める日が早く来てほしいものだ。そんな今朝の演説は、おかげさまの2340回目。

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