怒鳴られた!

火曜日は多摩センター。薄曇りの朝だが、さすがに8月、ムシ暑い。駅頭活動を始めて間もなく改札の方で子供たちの大きな輪ができ始めた。何かの行事と思いきや、男性に声を掛けられた。良く見ると娘の通っている学習塾の責任者の先生だ。何でもこれから受験生を連れて勉強の合宿に行くという。総勢700名がバスで多摩センターから長野県に行くそうだ。娘はまだ受験生ではないのだが、塾の先生も大変だ。気を取り直して演説を始めると後ろで怒鳴り声が…。かなり大きな声で「TPP反対」「自民党はうそをつくな」とそんな趣旨の怒鳴り声。年間、数多く駅に立っていればこの程度のことはよくあるので、慌てることはなかったが、気持ちの良いものではない。そこで演説内容を急きょ変えてTPPについて語ってみた。TPPに参画することで日本の農業がダメになるというけれど、果たしてそうだろうかと最近思い始めている。どちらかと言えばそれは議論のすり替えに近いような気がする。TPPに参画しようがしまいが、失礼だが農業協同組合が今のままならどっちみち日本の農業は低迷していくのではないだろうか。無論その農協を骨抜きにしてしまったのは誰あろうかつての自民党そのものだ。だからこそTPPへの参加云々ではなく、農協の改革なくして日本の農業の明日はないと言いたいのだ。今回当選したワタミの社長も、自社で扱う食べ物はすべて自前のファームで作っているが、農協の企業化が最優先だという。モノづくり大国の日本が生き延びる道は、農業改革の中にも必ずあるはずだ。そんな演説をしたのだが、どなった当の本人はすでに電車に乗ってどこかへ行ってしまったようだ。そんな、色々あった今朝は2341回目。

“怒鳴られた!” への1件のコメント

  1. 近藤 昇 より:

    TPPは問題ですね。まー反対しても無駄でしょう

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