生き方と逝き方

火曜日は多摩センター。さすがに朝一番は少々半袖が肌寒い季節になった。今朝も6時30分、元気よく駅頭スタート。消費税見直しに関するヒアリングが始まっている。無論それは超高齢社会における社会保障の財源のためであり、必要不可欠な事態だ。一方、最近母がデイサービスや老健のお世話になり始めてから、人の一生とりわけ「生き方」と「逝き方」を考えるようになってきた。我が国の高齢化は世界の中で最も進んでいることは今更言うまでもない。今や人生80年から90年になろうとしている。日本人の平均寿命は男性が79,59歳、女性が86,35歳だ。今から17年後には人口の5分の1が75歳以上になる計算だ。このような超高齢社会は同時に慢性疾患(長期的にケアや治療を必要とするもの)や長期入院の時代ともいえる。そのせいか、病院で亡くなる方は1975年を境に増え続けており、今や全国平均で約78%の方が病院でお亡くなりになっている現実がある。国の方針もあり、施設や病院は自宅介護率を上げようとはしているが、一方で施設や病院側は痛みを和らげる緩和病棟を増やしていることも事実だ。高齢者を抱える家族と高齢化に直面している本人が、いかにして最後の「生き方」と「逝き方」を選択していくのかは本当に難しい・・・。超高齢化に対する社会保障は「どこ」を目指すべきなのだろうか?そんなことを考えながらの今朝は2354回目

“生き方と逝き方” への1件のコメント

  1. 近藤 昇 より:

    もう諦めてます。現在は生きてるのでは無く息してるだけ(笑)

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