冥利に尽きる

火曜日は多摩センター。深まる秋を感じさせる肌寒い朝。曇り空もどこか冴えない。でも週初めの今朝はつとめて爽やかにしようと心に決めて朝の駅頭をスタート。30分ほど演説をしたのだが、少々疲れたので休憩しようとした7時半ころ、改札付近が異様にざわついている。様子を見に行くと機械の故障で電車がストップしているらしい。途方に暮れる人、比較的落ち着いている人。すぐさま他の通勤方法に切り替え足早に去る人などまさに千差万別。皆この程度のことは慣れているのか、たくましいものだと感心した。するとそこへ見たところ30歳代のサラリーマン風の人が話しかけてきた。初めてのお顔だ。それもそのはず、聞くとこの方は多摩センターに通勤で通っている方らしく、つまり私をいつも後ろから眺めておられたらしい。話の内容は例のあの件だ。とっても心配そうに「消費税を今上げるのはどうなんでしょうか?」「せっかくここまで順調に来ているので…」と、こんな趣旨のお話だ。文句をつけるわけでもなく、嫌味を言う訳でもない。極めて自然体で紳士的に話しかけるその姿に私も正直に答えた。「実は私も少々心配です。でも多くの国民は上げなきゃやっていけないこともわかっているんですよね」そんなやり取りが2~3分続いただろうか。結論の出る話し合いではなかったが、市民の皆さんの率直な声を聴けたことに素直にうれしかったのも事実だ。党内にも慎重論はある。様々な税率の見直しで、国民の負担を出来る限り少なくする工夫は必要不可欠だろう。この方が最後に言って下さった言葉がうれしかった。「もっと、上にあがってください」って。政治をする者にとって冥利に尽きる言葉だ。そんな嬉しい朝は、お陰様の2372回目。

“冥利に尽きる” への1件のコメント

  1. 近藤 昇 より:

    消費税は仕方がない総理も命がけです

コメントを残す

トラックバックURL:
http://www.fujiwaramasanori.com/wp-trackback.php?p=1497