49年前と7年後

週末金曜日は永山。出張などで金曜日が幾度かつぶれたこともあって久しぶりの永山だ。ここは笑顔で通り過ぎて下さる方も多く楽しみな場所だ。新鮮な気持ちで元気いっぱい駅頭スタート。朝の6時半はこの時期かなり寒くなってきた。ところで最近7年後の話をする人ば増えているらしい。無論それは例の東京オリンピック・パラリンピックのことだ。若い夫婦などは、子供にこの感動を味あわせたいという人達いて、もしかしたら(?)小さな・小さなベビーブームになるかもしれないらしい。そうなれば良いのだが。一方、50年前の東京オリンピックと7年後のそれとでは、大きく意味が違っているように思う。無論、国威発揚と言われるように、国民の士気が高まるのは一緒だが、大きく違うのは戦争から立ち直った姿を世界に見てもらった前回のオリンピックとは違って、今回は超少子高齢社会、成熟社会の中でのオリンピックという点だ。前回は、オリンピック終了後にますます経済成長を果たした日本だが、今回はいかに成熟した社会を持続していくかの大きな課題が残されている。また、日本人の気質も50年前とは違っているのだはないだろうか。「お・も・て・な・し」というキーワードで誘致を成功させた日本だが、その日本人の精神文化も、世界に注目されているようにも思う。先日踏み切りで倒れていたお年寄りを助けた女性の行為は、今の日本人にとってこれ以上ないお手本のように思う。誰にでもできることではないだろうが、この女性の精神を少しでもお手本にしようとする人が多ければ、世界からやっぱり日本はすごい国って言われるオリンピックになるような気がする。そんな冬支度が始まった朝は、2390回目。

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