重たい事件

水曜日は聖蹟東口。とびっきりの寒さに道行く方々のお召し物も一機に分厚くなってきた。今朝、家を出るとき新聞を見て愕然とした。昨日、市内中学校の教師が女子高生のスカートの中を盗撮。小金井署に逮捕されたというのだ。何ということだ。今日、駅頭活動の後は、地域の方々やPTA・青少協のお母さん方などと一緒に、来年明けの「どんど焼き」の準備を行うのだが、きっとこのことが話題になるだろう。良い先生もいっぱいいる。がんばっている先生もたくさんいる。生徒思いの先生も結構いる。そのこともよく知っている。でも、たった一人の教師が起こした事件で、すべての教師の評価が下がってしまうこともある。大人の評価が下がってもよいが、かわいそうなのは子供たちだ。子どもにとって学校の先生の存在は色々な意味で大きいものだ。先生の発する言葉は重いし、言動は大きな影響を子供に与える。中には先生という職業に憧れている子供もいるはずだ。どうなってしまったんだろう、世の中は。教育改革も結構だが、制度内容の改革より、結局それを運営する人・つまり先生の質の問題に逆戻りしてしまいそうだ。顔見知りの方がこの話題に触れて「先生も人間だから…」と皮肉交じりにおっしゃったが、それだけでは済まされない事件に、心が重い朝となってしまった。そんな今朝は2420回目。

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