斬新な発想で

週初めの月曜日の駅頭は、多くの残雪で狭まった歩道が、早朝の低い気温で凍ったままだ。朝は皆足早が基本。傍で立っていると、かなり多くの方が足元を滑らせていて危ない状態だ。すぐに交番のおまわりさんに頼んでアルカリ(凍結防止剤)をまいてもらった。おかげで効果抜群。その後は足を滑らせる方もなく、心置きなく朝の演説に集中できた。今朝は、やはり目の前に迫ってきた3月定例議会(2月27日から)のお知らせだ。ニュータウン内の古い集合住宅を建て直し、新たな巨大マンションが出現したおかげで、市外から多くの若い世帯の方々が転入してくださった。おかげで来年度の市税収入は約3億円ほど増収の見込みだ。しかし、喜んでばかりもいられない。若い世帯が入ってくる一方で、担税力のある50代の方々が、これからの10年間でおよそ800人から1000人ほど激減することが見込まれているのだ。つまり、第一線を退くため、一定額を安定して納めて頂く方が少なくなっていくのである。何をやるにも一定の予算がかかる。歳出の抑制と新たな財源の確保は、今までのような過去の政策の踏襲では賄いきれない。新たな発想のもとで斬新に進めなければ、この街はいずれ東京砂漠に埋もれてしまうかもしれない。そんなあせりと決意の寒い朝は、2455回目。

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