業務の効率化、可視化

週末金曜日は永山駅。本当に爽やかな朝だ。しかし、爽やかじゃないのが多摩市行政だ。今朝の新聞でご覧の方も多いと思うが、生活保護費の過払い・未支給問題が発覚。過払い額は約4千万円。未払い額は約600万円の高額だ。平成18年からこの問題が始まっていたらしいが、今頃になって明るみにでてきた。市長・副市長は減給。当事者の市職員も相当の処分を受けることに。これに関連して、ほかにも問題が出ているようだ。うーん。実はこのところ職員の不祥事が続いている。職員は一生懸命やっているのだろうし、もしかして悪気もないのだろう…。しかし、しかしだ。今回の件で、現に業務の適正化と可視化が全く確立されていないことが露呈された。職員のコンプライアンスもいまいちだ。ルーティンワークが繰り返されれば業務改善の意識が希薄化し、いつしか惰性で仕事をこなすだけの組織になる。業務の改善・効率化及び可視化は、常に求め続けなければならない行政業務の基本中の基本姿勢だ。それが出来ていない行政は、致命傷を抱えるのと同じだ。何かが緩い。こんなこと民間企業では考えられない。元来、企業コンサルタントとして企業の業務改善などに携わってきた私だが、すべてとは言わないが一部組織としての細胞が壊死化しているようにも感じる。有償コンサルは出来ないが、議員としてこの危機を職員と一緒に乗り切りたい。そんな今朝は2514回目。

“業務の効率化、可視化” への1件のコメント

  1. 近藤 昇津 より:

    6月21日欠席します。

コメントを残す

トラックバックURL:
http://www.fujiwaramasanori.com/wp-trackback.php?p=1913