地方の創意工夫

木曜日は唐木田駅。日本列島の離れたところとはいえ、台風が猛威を振るっているせいか風が少々強い朝だ。心配な半面、蒸し暑さをごまかしてくれる風の心地よさに気を良くしながら、いつものように6時30分駅頭スタート。このところ野次や公金横領など、地方政治の醜態が報道されることが多い。でも、一番報道してもらいたいのは、地方経済活性化の遅れだ。アベノミクスの効果は十分に理解できるが、正直に言って地方経済にはまだまだその効果が表れているとは言い難い。ここで、政府はアベノミクスに充てる経済政策4兆円のうち、1兆円を地方活性化枠と定め、地方経済の振興や人口減少対策に取り組めるよう配分を決めたようだ。良いことだし、積極的に地方は予算を獲得しに動かなければならないだろう。しかし、今までもこのような地方再生に向けた国家予算は繰り返し提示されてきたが、その用途は一過性のものも多く、継続して効果が発揮されているものはあまり聞いたことがない。国民のお金を無駄にしない。まさに地方議会・行政の知恵と能力、そしての創意工夫が求められてくる。そんなまじな今朝は2539回目。

コメントを残す

トラックバックURL:
http://www.fujiwaramasanori.com/wp-trackback.php?p=1973