お天道様はお見通し

火曜日は多摩センター。今朝は都議会候補者がいない朝。気候の良い今朝は従来通りのマイペースでの活動だ。いつものように元気一杯6時40分駅頭スタート。最近製薬会社と医学研究者(大学など)の不透明な関係をめぐって「利益相反」という問題が医学界を揺るがしているのをご存じだと思う。医薬品やワクチンの研究には莫大な費用が必要であり、そのために製薬会社から一定の研究費用が渡される点は理解できる。しかし、欧米諸国と違って明確なルールがないため、どこからどこまでが研究費で、どこからが個人的な資金提供と捉えられるのかの物差しがない。酷いケースでは研究スタッフに製薬会社から人が派遣されているケースもあり、おのずと研究結果はその製薬会社に有利になるような結果になってもおかしくないわけだ。このような不透明はお金の流れは、業界で年間1000億円にもなるという。ルール化する動きはあるようだが、あまりに癒着の体質によって研究結果や臨床検査の結果を歪められたのではたまったもんじゃない。私が例の「子宮頸がんワクチン」接種の再考を国に促しているのも、この利益相反の問題が背景に見え隠れしているからなのだ。お天道様はすべてを見ている。人の命がかかっている。正直に行こう。そんな今朝は2297回目。

“お天道様はお見通し” への1件のコメント

  1. 近藤 昇 より:

    製薬会社から資金は当たり前、私の家の前には製薬会社から盆暮れ

    の贈答品が沢山来ます、おすそ分けを頂きます(すみません)

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