棲み分け

木曜日は唐木田駅。薄曇りの朝だ。実は昨日仕事の打ち合わせで帰宅が夜中の12時過ぎ。(決して遊んでいたわけではありません。真面目な打ち合わせ)コーヒーを何杯か飲んだため、カフェインにあまり強くない私はほとんど眠れず、今日の睡眠時間は3時間程度。それも横になった程度で朝を迎えてしまった。しかし、妙なことに、中途半端な睡眠で眠たい朝を迎えた時と比較して妙なテンションの高さがある。そんなわけで、曇り空を吹き飛ばすように今朝も駅頭スタート。ここのところ憲法問題を書くことが多いので今日で最後にするが、やはり大災害に備えて、国家的有事・非常時・緊急時のための緊急事態条項の設置は必要だ。あの東日本大震災を思い出して頂きたい。被災地以外の人々がガソリン不足を心配したあまり、ガソリンの供給がいびつになり肝心の東北に物資を積んで運ぶトラックに大きな影響が出たのをご記憶だろうか。もしあの時、憲法に緊急事態に対応できる規定が盛り込まれていたならば、時のリーダー(総理大臣)が石油会社に指示するとともに、国民に落ち着いた対応をするようメッセージとして発信できていたならば、あのような状態は避けられたに違いない。緊急事態を議論すると、どうしても戦争とかテロとか、武力にどう対抗するとかの議論になって話が収集つかなくなるが、世界でも地震大国と言われる日本が、大災害に備えた緊急事態条項を持つことは必要不可欠ではないだろうか。憲法9条と大災害をごちゃ混ぜにした議論だから前に進まないのだ。切り分け・棲み分けができないものだろうか。そんなことを考えながら演説をした今朝は、おかげさまの2304回目。

“棲み分け” への1件のコメント

  1. 近藤 昇 より:

    ご苦労さん、コーヒーは朝飲むべし。

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