同僚?

火曜日は多摩センター。すっかり寒さに慣れたこの頃だが、10年やっても朝一番の緊張感は不思議と慣れないものだ。しかし、逆に緊張感がなくなればそれも市民の皆さんにとっては失礼な話。いつでも誠意と程よい緊張を持って臨むからこそ朝の駅頭活動の意味があるのだろう。今朝はこの春に予定されている市議会補欠選挙に他党から立候補予定の方が、ベテラン議員に付き添われて既に駅に出ていた。いつものように6時半に私が到着したのをベテラン議員が気付くと、「申し訳ない」と言いながら、躊躇なく私がいつも立っている場所を明けて、自分たちは邪魔にならない場所に移動してくれた。この政党とはイデオロギーが根本的にかみ合わない。議会でも良く主張がぶつかり合い、まさに自民党とは対極にある政党だ。でも、10年駅頭を欠かさず行ってきている私に敬意を表してくれたことが正直嬉しい。立場や主張こそ違えど同じ議会の同僚。お互い選挙で苦労してきているのは同じなのだ。政治は政治、主張は主張。でも、それを超越した人間関係があることに改めて考えさせられた今朝の一場面。何があっても人を憎まず。恨むなら自分の力不足を恨むべし。そんな、言葉が浮かんできた今朝は、妙に気持ちの良い2429回目。

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