まさかのテーマ「脱原発」

今週は火曜日スタート。なので多摩センターへ直行。昨日は成人式で華やかに着飾る若者で賑わった駅前も、いつもの忙しない朝に様変わり。出初式、どんど焼き、各種団体の新年会と地域のイベント目白押しの週末も終わり、気持ちを新たに朝の活動だ。都知事選が近い。まさか「脱原発」を公約の中心にする人が立候補をするとは夢にも思わなかった。確かに、東京は電力を多く消費する。東京の消費量だけで世界の国々と肩を並べるくらいだ。いざ選挙になれば一定の波紋を呼び起こすだろう。世論も割れる。成長戦略の邪魔になるという人。将来を鑑みて今明確な路線を見出すべきという人。しかし、いずれにしてもその議論の核心は「核のごみ処分が不可能」と言う事だ。最低でもこのゴミは地下400メートル以上の穴を掘って埋めなければならず、加えてそれに人間が近づけるようになるには10万年かかると言う事らしい。10万年前と言えば「ネアンデルタール人」。あまりにも天文学的数字だ。どこかで誰かが取り上げなければならないテーマだったのかもしれない。園遊会で天皇陛下に手紙を渡した国賊とは違って、異常なセンチメンタルになりたくないし、必要以上にヒステリックにもなりたくないが、昨日の晴れ着姿の若者を見れば見るほど、この国の将来を考えさせられた。そんな今朝は2433回目。

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