最初のこぎ出しにはパワーが必要

木曜日は唐木田駅。今朝は思いっきり寒い。交わす挨拶も「今日は寒いね!」ばかり。季節が逆戻りしたようだ。でも、負けずに元気いっぱい駅頭スタート。元気と言えば、某大手自動車会社のベア満額回答だ。良いことだと思う。これが、他の会社や業界、あるいは関連業界にまで反映してくれることを望む。アベノミクスの地域への浸透はまだまだ遠い感は否めない。しかし、1992年バブルがはじけて以降、今日まで物価上昇率が2%以上であったことはただの一度もないのだ。あの小泉政権時代でもそうだ。デフレは物価を下げるが、一方で市場も縮小させてしまう。2%を維持することは基本中の基本だと思う。一方、国土強靭化法ができて財政出動した割には、第2の矢の動きは今一つ。長引く不況の中で、業界(特に土建、建築など)全体が縮小してしまっているため、全国的に入札が不調続きだ。我々が日頃活用している自転車なども、最初のこぎ出しはかなりの力がいる。重たい車輪が動き出すまでには、まだまだ知恵とパワーと勢いが必要なのかもしれない。地方政治で出来ることは何かを良く検証し、実践に移す今年にしなければならない。そんな熱意の朝は、やる気と寒さで身体が小刻みに震えた2468回目。

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